お寺婚活
2019年 01月 04日
【お年玉プレゼントキャンペーン】 私の年末年始&新春の一枚2019!
ようやく休みのとれた娘とランチして買い物もしたのですが、ランチの最中に結婚の話になりました。オタクの娘はどうしても推しの他に好きになれる人がいないのだそう。「それはそれ、これはこれで割り切れば」と言うと、「そう思ってお見合いに臨んだのに、断られたじゃない」と。断られたわけではなくて、あまりにもそっけない態度をしたのは娘の方。断ってくださいということですよね。
結婚することを前提に一緒に住宅を探しに不動産屋さんに行ったとき、不動産屋が説明する前で居眠りをするとか。ドライブに行こうと誘われているのに、喜ぶどころか一瞬も笑わないとか。この彼は母がものすごく気に入って連れてきた有望株でした。某私鉄に勤めていて、最年少で管理職になった彼。どんな時も冷静沈着。スッと背筋の伸びた背の高い丹精な顔立ちのイケメン。しかも彼のお母さんは、一緒に住まなくてもいい、親は親だから気にしないでと言ってくれて、一緒に食事をした時も娘のことをとてもかわいがってくれたのだとか。それなのに、それなのに。そんなに推しがいいわけ?
もう一回と思ってまた母が連れてきた彼も有望株。長野県に赴任していたけれど、そこからタイに行くので結婚してから行きたいという希望。1月3日がお誕生日だからというので、母が付き合ってマフラーを買い、お誕生日プレゼントをした、まではよかった。そこから先、なぜにうまくいかなくなってしまったのか。娘に会ったことのないお姉さまが登場。娘にアスペルガーのレッテルを貼った。なんでもお姉さまは学校の先生で、弟の話を聴いていると娘はアスペルガーの特徴をしっかりそなえているのだとか。同じ学校の先生であるお母さまも同調。「なんのかんの言っても、アスペルガーの人は大変よ」とお母さま。おふたりはオタクという人種が理解できなかったのでしょう。母はその娘ともう25年も一緒に暮らしているけれど、全然大変さなんて感じません。彼は、アスペでもなんでも結婚したいよと言ってくれていたけれど、まあね、この家族は結婚したらすぐ娘が離婚して帰ってくるのが目に見えていたので、こちらからお断りしましたが。
今日の娘はとても殊勝。「こんな私でもいいと言ってくれる人、いないかなあ」と、母が同じ年齢の時に言っていた言葉、そのままを口にしていました。
ということで、お寺婚活というのがあるそうなのです。お寺の住職さんが縁をつないでくれる「吉縁会」というもの。そこに申し込んでみますか。母も実は宗教がらみのお見合いを2度しています。そのお見合い話は明日のお楽しみ。
by hibiemiri
| 2019-01-04 17:57
| 80年代のお見合い日記から